今回はUE4で建築CGには必須といっていいカメラのあおり補正を実装してみたいと思います。
検証した結果、3dsmaxなどのフィジカルカメラのような完璧なあおり補正ではありませんが、使い方次第で需要はあるかと思います。(試した結果、完璧な機能・やり方ではありません。。。)
見上げた状態でカメラを配置すると左のような絵になるかと思います。
ただこれだとArchiVizには都合が悪い時があるため補正をかけて、右の絵のようにしたいところです。
いろいろ調べた結果、pluginをひとつ使うやり方が一番手間が少なかったので、今回はそのやり方を書きます。
まず今回、使用したpluginはこちら。
https://www.unrealengine.com/marketplace/ja/slug/fantastic-perspective
今回の目標はあくまでシーケンサーを使って補正のかかった絵を書き出すということです。
今回もまた、詳しい内容は省きます。。(詳しい人に聞いてください。。)
1. 購入した「ArchViz Camera (Fantastic Perspective)」pluginを有効にする。
2. プロジェクト設定→基本設定の[Local Player Class]をFantasticPerspectiveLocalPlayerに変更する。
3. CineCameraを作成してブループリントクラス作る。
① CineCameraを作って右上の赤枠の部分からブループリントクラス作成。今回は名前を「CineCamera_ArchViz」にしました。
② イベントグラフからブループリント組んでいきます!! それでは時飛ばし!!!!!
こんな感じです!!!詳しい手順はpluginを制作された方が、とてもわかりやすい動画をUPしてるのでそちらを見てください!!!
3. あとはシーケンサーに作成した「CineCamera_ArchViz」を読み込んで書き出し!!
① CineCamera_ArchiVizのトラックから Tilt Auto を出す。
チェックをいれるとあおり補正がかかります!
② ここでひとつ問題点としてはシーケンサーのビューではあおり補正がかかりません。。。
シーケンサーのAuto Play にチェックをいれて再生ボタンで確認すると無事にあおり補正がかかってるはずです!!
シーケンサーのムービーレンダリングでも問題なく、あおり補正かかって書き出されます。
こんな感じでとりあえず補正出来るはずです。
4. 問題点。
① シーケンサーの再生であおり補正をリアルタイムに確認したい。 知ってる方教えてください!!!
② 今回のやり方はあくまでも、カメラのあおり角度と反対の値を取得するというやり方なので完ぺきではない。
③ もっとよいやり方知りたい! 知ってる方教えてください!!!
ただ、UE4で建築CGの静止画を制作したいという方には刺さるやり方だとは思います!!
使いみち次第で!!!
ココ違う!とか、もっといいやり方を知ってる方がいましたら是非、TwitterからDMください。
よろしくお願いします!!!!!!